寺西眼科では白内障や緑内障、涙目、ドライアイ等の治療や白内障日帰り手術にも対応しています。

診療時間 月曜〜金曜9:00-13:00/14:00-17:00 火曜日9:00-12:00 土曜日9:00-13:00 休診日/日曜・祝祭日
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2014年05月12日

院内勉強会(院長が、白内障手術についての質問に答えます)

院長の寺西が 次のように話しました。
1)”2年前に白内障の手術を受けました。手術後しばらくは良く見えていたのですが、現在は、かすんで、手術を受ける前くらいの見え方に戻ってしまいました。”
術後に再び霞む原因として次に様なものが考えられます。
①後発白内障:後嚢の混濁、前嚢環状切除(CCC)の縮小 
②他疾患の発生:眼底出血、黄斑変性など
③眼内レンズ(IOL)の脱臼
④他眼の霞み、視力低下:両眼視でのぼやけ
⑤屈折度変化:術後3か月には安定すると言われていますが、例外はあります。
⑥遅発性眼内炎:弱毒菌による眼内炎症
⑦加齢(網膜機能低下):以上の原因が見つからない時

2)”白内障の手術を受ける予定ですが、「難しい白内障です」と言われました。白内障の手術は簡単なものでは無いのですか?”
リスク要因(手術がやりづらくなる場合)として
①偽落屑症候群(PE):水晶体や虹彩に“ふけ”状物質が沈着している人がいます。CCC困難(前嚢の張りが弱いため)だったり、チン氏帯脆弱で水晶体が不安定にふらふらして、強引に続行すると最悪の場合水晶体脱臼を起こすこともあります。
②術中虹彩緊張低下症候群(IFIS):手術中、虹彩がフニャフニャになったり、術中、瞳孔が縮んできたりします(虹彩の脆弱、散瞳不足)。前立腺肥大治療薬αブロッカー内服を服用している人に起こりやすいです。
③硬い水晶体:硬い核片により破嚢しやすい。 ④散瞳不足、小瞳孔  ⑤浅前房:CCC困難  
⑥強度近視:前房が深くなる  ⑦唯一眼:失敗出来ません。 ⑧角膜混濁  
⑨その他:眼球陥凹(眼窩骨が邪魔。左眼―術者右ききの時)。眼球動揺(目が動く)。瞼裂狭小(目が小さい)など