寺西眼科では白内障や緑内障、涙目、ドライアイ等の治療や白内障日帰り手術にも対応しています。

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2013年10月17日

院内勉強会(院長による日本緑内障学会報告)

院長が先日出席した日本緑内障学会について以下のように報告しました。
 日本緑内障学会(東京)平成25年9月21日(土)~23日(月)
1)平均より低い眼圧の正常眼圧緑内障研究班:眼圧がより低い正常眼圧緑内障患者(平均眼圧12.4mmHg)60名を3年間観察した。悪化例と不変例で、全く差のある因子は無かった。今後も観察を続けたい。
2)眼軸長が長くなるほど、視神経乳頭からのRNF(網膜神経線維)が直線化し、中心窩側にシフトする。
3)乳頭周囲網膜神経線維層(cpRNFL)厚と黄斑部GCC(ganglion cell complex神経細胞節複合体)厚は加齢に従い薄くなる。
4)cpRNFL:緑内障の程度評価に有用であるが、その解釈には、白内障や睫毛の影響、年齢、網膜血管の位置、眼軸長等が影響する。正常人のデータの意味を理解することが大事。
5)黄斑部GCC厚:網脈絡膜萎縮などでcpRNFLがきれいに写らない場合、黄斑部のGCC厚を見て、薄くなっていれば、緑内障の診断の一助となる。
6)緑内障用ドライビング・シュミレーター:後期緑内障患者においては、信号や標識の見落としや左右からの飛び出しによる交通事故と、視野障害の程度や領域が関連している様である。
7)合剤:別個に点眼した方が眼圧は下がる。
8)アドヒアランス:患者さんは意外とちゃんと点眼していない。再診日近くなると点眼し始める人もいて、眼圧が下がっていても信頼出来ない。朝は割とちゃんと点眼する。従って、必ずしも薬剤の特性に固執する必要ない。以上