寺西眼科では白内障や緑内障、涙目、ドライアイ等の治療や白内障日帰り手術にも対応しています。

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お薬について
お薬について
ここでは眼科で処方されるお薬のうち、抗生物質などのように皆さんがよく知っているものでなく、馴染みのないもの、変わったものについてお知らせしたいと思います。「こういう薬も眼科医は使っているのだな」と知っていただければ幸いです。

[1]点眼薬は1~2滴で十分です。1滴でも目から漏れてきますので、一度に何滴も点眼するのは無駄となります。
[2]目薬は普通、1回点眼して効いているのは数時間です。だから、1日に4回位点眼する必要があります。
[3]点眼薬は全身に回ります。目頭にある涙点から鼻に降り、そして胃に入り全身に吸収されます。 全身的な副作用が出る恐れがありますので、妊娠時や子供さんなどは点眼時、目頭を抑えて鼻に下りて行かないように気をつけましょう。

※以下、あいうえお順で表示しています。

アイケア
ドライアイに使用される点眼薬で、成分はお肌に良いと有名なヒアルロン酸です。眼に潤いを与えます。同効品はヒアレインです。
IDU(アイ・ディー・ユー)
単純ヘルペスウイルスによる角膜炎に対する点眼薬です。以前からありますが近年、角膜を障害し易い(黒目が荒れやすい)こととゾビラックス軟膏の出現で殆ど使用されなくなりました。
アダプチノール
網膜色素変性症に対する内服薬で、この病気以外には使われません。副作用もまずありません。しかし、この病気を治癒させるものではなく進行を少しでも抑えるための薬です。残念ながら網膜色素変性症を治す薬はありません。
アトロピン
調節まひ剤です。眼というのは水晶体というレンズが絶えず厚さを変えて物にピントを合わせています。この働きを一時的に止めるものです。よく処方されるのは調節性内斜視の時です。これは子供に多いのですが、遠視が強くて眼が内に寄るつまり内斜視になっているものです。このアトロピンは副作用(顔面紅潮、心悸亢進等)が強いので点眼時は必ず目頭を押えて鼻に下りて行かないように気をつけましょう。
インタール
以前からある抗アレルギー点眼薬です。アレルギー性結膜炎や花粉症、春季カタルなどに処方されます。花粉症は毎年のことですから、発症時期がほぼわかるならその2週間前位から使用すると効果的です。しかし近年、新しい抗アレルギー点眼薬が開発され押され気味です。酸性で同種薬としてエリックス、アレギサール、ペミラストンなどがあります。
カタリン
かなり以前からある白内障に対する点眼薬で、大衆薬のように人口に膾炙されています。しかし使用時錠剤を溶解しなければならず不便で、すでに溶解された状態のカリーユニが使われることが多く、影が薄い存在になってきました。
カリーユニ
白内障に対する点眼薬です。同効品として以前からカタリンやタチオンがありますが、この分野のシェアーをほぼ独占しています。数年前、マスコミでこれらの点眼薬の有効性が明らかでないとたたかれました。実際、白内障を治す効果は無いでしょうが、白内障の進行防止に私は使用しています。
キサラタン
緑内障に対する点眼薬です。現在ある点眼用の眼圧降下薬のうち最も効果が強く、最も使用されています。ただ、瞼や虹彩(茶目)に色素沈着を起こしやすいという副作用があり、長く使っていると眼の周りが黒ずんで来ます(産毛が生えてくるからです)。点眼後は必ず瞼についた液をよく拭きとって下さい。同種の点眼薬としてレスキュラがありますが、キサラタンほど強い効果はありません。
グリセオール
急性緑内障の発作など眼圧をすぐに下げたい時に使う点滴薬です。よく効きます。ただ尿意をもよおすので排尿を済ませておきましょう。同効薬としてマンニトールがあります。
コンドロン
眼に潤いを与えたり角膜上皮(黒目の表面)を守ります。ドライアイや角膜炎などに処方されます。昔からある人工涙液的な目薬ですが、最近はヒアレインやアイケアにとって替わられつつあります。
ザジテン
抗アレルギー点眼薬です。アレルギー性結膜炎や花粉症などに処方されます。花粉症には発症時期がほぼわかるならその2週間前位から使用すると効果的です。塩基性で同種薬としてケトテンなどがあります。沁みる欠点があります。
サンコバ
ビタミンB12で眼精疲労に使用されます。赤い色が特徴的です。眼が疲れやすい方はビタミンBを良く取りましょう。
サンピロ
前々からある緑内障に対する点眼薬です。以前はこれが緑内障に対する目薬の代表格でした。瞳孔(ひとみ)が縮む欠点があり、最近は多くの他の薬の出現であまり使用されなくなりました。
ジクロード
非ステロイド系の消炎剤です。本剤は結膜炎などの他、白内障の術後に使用されることが多いです。同効薬としてニフラン、プロラノン、ブロナックなどがありますが、共通の副作用として表層角膜炎(黒目の荒れ)などがあります。
ゼペリン
抗アレルギー点眼薬です。アレルギー性結膜炎や花粉症などに処方されます。新薬で作用機序も他に類似のものがありません。
ゾビラックス
単純ヘルペス角膜炎に対する薬です。よく効きますが、軟膏であることと1日4回も入れなくてはならないのが欠点です。一般に抗菌薬は多数ありますが抗ウイルス薬はごく少なく、眼科用として市販されている抗ウイルス薬としてはIDU(アイ・ディー・ユー)とこれだけです。
ソフト・サンティア
防腐剤の入っていない人工涙液です。殆どの点眼薬には防腐剤が含まれ、その防腐剤によって角膜炎(黒目の表面が荒れる)を起こすことが少なくありません。
)長期間点眼薬を使っていて異物感などが出てきた時は、眼科医として防腐剤による角膜炎の可能性を考えます。
ダイアモックス
眼圧を下げる内服薬です。長期に亘って使うというより一時的に下げる意味合いが強いです。眼圧が高いとき、点眼薬と併用して使います。眼圧が高いときはまず点眼薬でというのが普通です。点眼薬等で眼圧が下がらない時、下がらないと予想される時処方されます。指先などが少々しびれるという変わった副作用がありますが心配ありません。利尿作用もあります。胃腸障害の副作用が言われていますが私はあまり経験がありません。炭酸脱水素酵素阻害()作用により眼圧を低下させます。
)炭酸脱水素酵素:眼の中の水晶体の後ろに毛様体というものがあり、これに含まれるこの酵素の働きで房水()が産生されます。
)房水:眼の中を循環し栄養となる水です。この房水が増加すれば、つまり眼の中のこの水が貯まれば眼圧が上がることになります。
タチオン
白内障に対する点眼薬です。同効品のカリーユニが使われることが多く、影が薄い存在になってきました。ただ、これは角膜炎(黒目の荒れ)にも効くのでカリーユニより使いかってがあり、私は結構使用しています。
チモプトール
緑内障に対し眼圧を下げる点眼薬です。βブロッカー()という範疇に入ります。よく効く薬で前述のキサラタンに次いで使用頻度の高い目薬です。注意しなければいけないのは、喘息や徐脈、房室ブロックなどある種の心疾患を悪化させることがあることです。ですから喘息の方は必ず眼科でその旨お話ししましょう!同種の薬として、チマバック、ハイパジール、ベトプチック、ミケラン、ミロル、リズモンなどがあります。
)βブロッカー:毛様体に分布している自律神経のうちの交感神経にはαとβ、二つの神経受容体があります。後者のβ受容体を刺激すると房水産生が増加することが知られています。このβ刺激を抑えるのがβブロッカー点眼薬で、房水産生が減り眼圧が下がるわけです。
チマバック
チモプトールの項、参照してください。これは防腐剤フリーつまり防腐剤が入っていないという利点があり、角膜(黒目)が荒れやすい人には有用です。()防腐剤によって角膜炎(黒目の荒れ)を起こす場合があります。
デタントール
緑内障に対する比較的新しい点眼薬です。αブロッカーという範疇に入ります。副作用も殆どなく使いやすい薬です。
トルソプト
これも緑内障に対する新しい点眼薬ですが、効果がそれほど強くないので補助的に併用薬として使われます。炭酸脱水素酵素()阻害作用により眼圧を低下させます。同種の薬として、エイゾプトがあります。
 
ニフラン
非ステロイド系の消炎剤です。同効薬としてプロラノン、ジクロード、ブロナックなどがありますが、これらに共通の副作用として表層角膜炎(黒目の荒れ)などがあります。
パロチン
白内障に対する唯一の内服薬です。前述のカリーユニと同様、白内障を治す効果は無いでしょうが白内障の進行防止に私は使用しています。
ヒアレイン
ドライアイに使用される点眼薬で、成分はお肌に良いと有名なヒアルロン酸です。眼に潤いを与えます。同効品としてアイケアがあります。
ピマリシン
点眼用の抗真菌薬。皆さんはよくご存知ないかもしれませんが、眼にも特に角膜に真菌(カビの原因になる微生物)が付いて潰瘍などを作ることがあるのです。
フラビタン
ビタミンB2で角膜炎に処方され角膜(黒目)の表面を守ります。ドライアイなどにも使われます。黄色が特徴です。
フルメトロン
副腎皮質ホルモンいわゆるステロイド薬です。それ程強力でありませんが、その分副作用も少ないのでよく使われています。
ブロナック
非ステロイド系の消炎剤です。本剤は結膜炎などの他、白内障の術後に使用されることが多いです。同効薬としてニフラン、ジクロード、プロラノンなどがありますが、これらに共通の副作用として表層角膜炎(黒目の荒れ)などがあります。
プロラノン
非ステロイド系の消炎剤です。同効薬としてニフラン、ジクロード、ブロナックなどがありますが、これらに共通の副作用として表層角膜炎(黒目の荒れ)などがあります。
ベトプチック
チモプトールの項、参照してください。
マンニトール
グリセオールと同様、急性緑内障の発作など眼圧をすぐに下げたい時に使う点滴薬。浸透圧を利用して利尿をつけ眼圧を下げます。
ミケラン
チモプトールの項、参照してください。
ミドリンM
調節まひ剤といって、仮性近視の治療に処方されます。子供は水晶体がまだ軟らかく弾力性があるため、目を酷使すると一時的に水晶体が厚くなり近視状態になることがあります。それを調節緊張状態といいますが、それをとる、つまり目をリラックスさせる目薬です。しかし、現実に仮性近視が良くなることはあまりありません。
ラクリミン
流涙症いわゆる”涙目”に処方する薬で、表面麻酔作用があります。
リザベン
抗アレルギー点眼薬です。アレルギー性結膜炎や花粉症などに処方されます。花粉症には発症時期がほぼわかるならその2週間前位から使用すると効果的です。余談ですが抗アレルギーの他、手術の傷跡などを目立たなくする効果もあり形成外科などで注目されています。
リズモン
チモプトールの項、参照してください。
リボスチン
抗アレルギー点眼薬です。アレルギー性結膜炎や花粉症などに処方されます。新薬で作用機序も他に類似のものがなく最近頻用されています。
リンデロンA
副腎皮質ホルモンいわゆるステロイド薬です。強力な消炎作用があり、よく効く薬です。しかしご承知のように副作用も多く使用には注意すべきことがあります。白内障や眼圧上昇(緑内障)を起こしやすい薬です。要は、『だらだらと長期間使わない!状態の悪い時にどんと使ってパッと止める』ということに尽きます。副作用が少なく、弱いステロイド薬としてフルメトロンがあり、よく使われています。
レスキュラ
緑内障に対する点眼薬です。副作用がほとんどなく使い易いですが、眼圧降下の効果が前出のキサラタンほどではありません。また、沁みるという欠点もあります。最近、視神経の血液循環や視野を改善させる効果もあるようだと注目されています。